腰痛を治療するで知っておきたい病態について話していきます
私が多くの患者さんを治療する中で教えてもらったことでもあります

 

 

腰痛というのは腰が原因であることは少ないです

 

 

原因というのは基本的には
全身のありとあらゆるところが影響しています

 

 

首、脚、お尻、腕
全身の筋膜が複雑に影響しあった結果
腰痛という症状が現れています

 

 

腰痛の方の体の状態がどうなっているのかというと、、、

 

 

簡単にいうと
腰椎が過剰活動（ハイパーモビリティ）になっている状態です。

 

 

つまり
相対的に体の中で腰椎だけが
かなり動きすぎている状態になっています

 

 

過剰活動（ハイパーモビリティ）になるからヘルニアにもなるし、
負担のかかりやすい状態になり、
狭窄したり滑ったり挟んだり飛び出したりします。

 

 

腰痛というのは
かなり多くの方が
過剰活動（ハイパーモビリティ）という病態になっています

 

 

だから、腰痛患者さんは
過剰に動いてしまう腰椎を安定させるために
腰背部の筋肉を固めたり、股関節可動性を固定するという
状態に陥ります。

 

 

簡単な所見としては身体全体のバランスを見た時に
反り腰などは、過剰活動（ハイパーモビリティ）の代表であると考えます。

 

 

過剰活動（ハイパーモビリティ）ということは
必ず仙腸関節、股関節、膝関節、胸椎、頚椎が固くなりすぎているので
腰椎が過剰活動（ハイパーモビリティ）にならざるを得なくなってしまっています。

 

 

治療の方針としては、過剰活動（ハイパーモビリティ）を安定させる筋肉をトレーニングすることで
改善するケースも多いです。

 

 

今すぐ瞬間的に痛みをなんとかしようと思ったら
過剰活動（ハイパーモビリティ）と対となる
固くなっている筋肉を筋膜リリースでコンディショニングする必要があります

 

 

それは現場ですぐに取れるので、患者さんも効果を実感します。
しかしこれは対処療法です。

 

 

上記で説明したとおり
過剰活動（ハイパーモビリティ）になった原因を治す必要があります。

 

 

コンディショニング＆トレーニングです

 

 

これなら対処療法的に疼痛の緩和を行い
再発を予防できます

 

 

筋膜リリースと平行しながら筋トレをやってもらうというのがベストです。